コラム

フェイスリフトの術式「リガメント法」とは?効果やメリット・デメリットを解説

近頃では、インターネット上で様々な施術法が紹介されているためか、インターネット上で得た情報について、カウンセリングで尋ねられる患者さんが増えるようになりました。

中にはフェイスリフトのカウンセリングをしていると、リガメント法に関心を持つ方から「フェイスリフトでは、リガメントの処置をしないと効果が出ないんですか?」「そもそも、リガメント法って何ですか?」といった質問を受ける事があります。

そこで今回は、ほうれい線やたるみに悩む方のために、リガメント法の基礎知識や効果、メリット・デメリット等を詳しく解説していきます。

フェイスリフトの術式の一つである「リガメント法」とは

頬に手を当てて微笑む40代女性
この術式名の「リガメント」とは、骨と皮膚を繋ぐ靭帯の事です。

リガメントには、土台組織との癒着が弱く垂れ下がりやすい皮膚を支える役割があり、骨や筋膜といった肌の奥深くにある組織と皮膚とを連結させるために、次の図のように多数存在しています。

リガメント法 正面図

リガメント法 横向き図
リガメント法は、SMAS(スマス)という筋膜を引っ張る時に、杭となってしまう程に硬く丈夫な組織であるリガメントの特徴に着目した術式です。

リガメント法の手術では、まず皮膚を口の辺りまで大きく剥がし、リガメントも切り離して皮膚を動かしやすい状態にします。そして、皮膚をしっかりと引き上げてリガメントを縫合し、たるみのない状態で再固定するというのが基本的な流れです。

<リガメント法イメージ>
リガメント法イメージ図
基本的に手術は日帰りで行われますが、皮膚の剥離範囲が広いリガメント法の場合、その他の切るフェイスリフトと比べて手術時間が長く掛かります。

リガメント法にはどのような効果が期待できる?

リガメント法の特徴を詳しく知るために、まずは一般的に言われている2つの効果について考えていきたいと思います。

マリオネットラインやほうれい線に対する効果

一般的によく言われるのは、頬~口元にかけてできるマリオネットラインやほうれい線を解消できるという効果です。これらの症状は見た目の年齢や顔の印象にも大きく影響するため、当クリニックのカウンセリングでも多くの患者さんから相談を受けます。

下顎や咬筋等のリガメントを一度切り離すというメカニズムから考えて、こうした効果が得られる事は確かに納得できます。しかし、ほうれい線やマリオネットラインに対する効果として、リガメント法と当クリニックで行う恵比寿式セーフティリフトの間には、経験上からそれほど明らかな違いはないと思われます。

効果が長く持続する

先述の通り、リガメント法は引き上げた皮膚を、硬く丈夫な靭帯を縫合することによって再固定するため、引き上げる力が強く手術効果を長持ちさせやすいとも言われています。

ですが、多くの患者さんとのカウンセリングを通して、リガメント法を行ったとしても必ずしも特別長持ちするわけではないという印象です。
人間の皮膚や筋肉は徐々に老化をしていくものですので、どんなに効果が長持ちすると話題の手術を行っても、術後の顔を永久的に維持できるわけではないと把握しておきましょう。

リガメント法を行うメリット・デメリット

リガメント法のメリット・デメリット図
リガメント法のメリット・デメリットは、次のように紹介される事が多いです。

リガメント法を行うメリット

メリットとして、次のような事がよく言われています。

・見た目が大幅に若返る可能性がある

例えば、技術の高さで有名なアメリカの先生が行った手術によって、70~80代ぐらいの方が30~40代ぐらいまで若返った事例も学会で発表されています。ですから、リガメント法によってマリオネットラインやほうれい線が薄くなり、見た目が若返るというのは間違いではないと思います。

しかし、一般の患者さんが受けられるレベルのリガメント法で、ここまで大幅に若返るかというと、かなり難しいところです。ちなみに先述の例では、手術費用は数千万掛かるとも言われています。

現在、日本で行われている切るフェイスリフト手術の費用と比べると、OLや主婦といった一般の女性がリガメント法だけで大幅に若返るというのは、あまり現実的ではないかもしれません。

リガメント法を行うデメリット

この手術におけるデメリットには、次のようなものがあります。

・強い腫れが出る
・皮下出血が多く、細菌感染の可能性がある
・神経損傷のリスクがある

こうした症状を挙げると、多くの患者さんが「これらのデメリットは、リガメント法ではない手術でも出るのでは?」といった反応を示されます。ですが、その他の切るフェイスリフト手術よりも剥離範囲の広いリガメント法の場合、手術から1ヶ月ぐらいはパンパンに顔が腫れてしまうといった声もよく聞かれるのです。

また、これだけダウンタイムが長いとなると、お客様と顔を合わせる接客業や営業等の仕事をしている場合、それだけ長期間の休みが必要となるでしょう。中には、「1~2週間でおおよその腫れが落ち着く」とする病院もある様ですが、こうしたクリニックでは早めに腫れを軽減させる目的で、術後しばらくは患者さんにフェイスバンデージというマスクの装着をお願いしている事があります。

切るフェイスリフトを行うなら安全性の高い施術がお勧め

たるみやほうれい線の解消法として紹介される事の多いリガメント法は、一般的に効果の持続力が期待される反面、長期のダウンタイムや神経損傷等のリスクが伴います。
また、学会で紹介された事例で数千万もの費用が掛かっている事を考えると、日本で一般的に行われているリガメント法だけで大幅な若返りを期待するのは、あまり現実的ではないでしょう。

そのため、日々の暮らしや仕事への支障が少なく、短いダウンタイムで高い効果を求める方には、リスクの少ない当クリニックの恵比寿式セーフティリフトがお勧めできます。

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※上記の記事の内容につきましては、個人差もあり、実際の施術内容と異なる場合もございます。
詳細につきましては、カウンセリングの際に確認していただければと思います。
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