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コラム

糸リフトとはどんな施術?切開リフトとの比較や失敗を防ぐポイントを紹介

公開日:2023/08/31 更新日:2024/07/11
糸リフトとはどんな施術?切開リフトとの比較や失敗を防ぐポイントを紹介

「たるみが気になるけれど、顔にメスを入れるのは怖い」「切らずに済む糸リフトならやってみたいかも」

エイジングケアをお考えの人には、このように思われる人が多いのではないでしょうか。

糸リフトとは、顔に糸を挿入してたるみを引き上げる治療のこと。「切らないフェイスリフト」として知られ、手軽さやダウンタイムの短さなどから支持を集めている施術です。

比較的手軽な方法であるとはいえ、医療行為にリスクはつきものです。施術を検討されている人は、リスクや失敗を防ぐポイントを把握しておく必要があります。

糸リフトとともに選択肢として挙げられる切開リフトの正しい知識を仕入れたうえで、比較検討することが大切です。

そこで今回は、糸リフトを徹底解説。そのうえで、切開リフトとの比較や失敗を防ぐポイントまで詳しくご紹介します。

参考:美容医療診療指針(令和3年度改訂版)

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糸リフトとは

切らない整形として注目される糸リフト。顔に糸を挿入することにより、たるみ・しわを引き上げる施術です。糸リフトには、大きく分けて2種類あります。

糸リフトの効果・仕組み

糸リフト(スレッドリフト)とは、顔に糸を挿入してたるんだ皮膚や脂肪を引き上げる治療です。糸リフトにはいくつか種類があり、「スレッドリフト」は糸を用いたリフトアップ治療の総称です。

一般的なフェイスリフトは切開するのがベーシックであるため、糸リフトは「切らないフェイスリフト」として知られています。

糸リフトを行うことにより、ほうれい線やたるみを改善したり、フェイスラインを形成して小顔に近づけたりする効果が期待できます。

糸リフトの大きなメリットは、「皮膚を切らずに施術できること」「傷跡が目立ちにくいこと」です。切るフェイスリフトよりも効果の持続期間は短くなりますが、傷跡ができることを懸念される人から支持されています。

糸リフトの種類

糸リフトは、使う糸の種類によって施術が異なります。

糸リフトに使われる糸は医療用で、吸収性の「溶ける糸」と非吸収性の「溶けない糸」があります。近年の糸リフトでは、溶ける糸を使った施術が主流です。

当院の糸リフトは、以下の2つの方法を取り入れています。

  • ・フェザーリフト
    トゲのついた溶ける糸を皮膚の下に挿入し、コラーゲンの産生を促して肌にハリをだし、シワ・たるみの進行を防ぐ方法。複数本の糸を入れることで、効果をより高めることができます。フェイスリフト手術でたるみを取り除いたうえで実施すると、その状態を長持ちさせる効果もあります。
  • ・ループリフト
    溶けない糸を使用して皮膚の下でループを作り、巾着のように縛ることでたるみを持ち上げる方法。従来の糸を用いた方法より、たるみを大幅に引き上げられます。こめかみ、頬、あご、首などにも施術可能。ほかのフェイスリフト手術との併用により、優れたリフトアップ効果が期待できます。

 

糸リフトで起こりうる副作用・デメリット

施術のハードルが低く感じられやすい糸リフトですが、施術する前に起こりうる副作用やデメリットを把握しておく必要があります。覚えておくべきポイントをご紹介します。

感染症のリスクがある

糸リフトを行うことにより、まれに感染症を発症するケースがあります。感染すると、糸を挿入している部位に発赤・熱感などの症状が出る恐れがあるでしょう。

感染した場合は、糸を抜去しなければなりません。

感染症のリスクは、使用する糸の種類によっても異なります。溶ける糸による施術の場合は糸が吸収されるため、溶けない糸での施術と比べて感染リスクが低いとされています。

ひきつれ感や凹凸が出ることがある

糸リフトを行うことにより、ひきつれ感を感じることがあります。糸リフトでは、トゲのついた糸で皮膚のたるみを引き上げるため、施術後につっぱりやひきつったような感覚が起こりやすいでしょう。

ひきつれが生じることにより、肌が凹凸してしまうことがあります。

ひきつれや凹凸が出たからといって、施術が失敗というわけではありません。多くのケースでは、2〜3週間で糸がなじんでひきつれも改善するため、経過を観察してください。

内出血や腫れが生じる可能性がある

糸リフトの施術直後に腫れや痛みが起こることがあります。麻酔の影響によるものだと考えられ、症状には個人差があります。症状は数日経てば改善されるでしょう。

内出血が生じた場合は、その部分が変色するため日常生活に影響をきたすこともあります。糸を挿入している部分であるこめかみ、目元、口元、エラなどに発生しやすいため、どうしても目立ちやすいです。1〜2週間で目立たなくなるので、それまではファンデーションやコンシーラーで隠すとよいでしょう。

糸が透けて見えることがある

糸リフトを行った後、糸が透けて見える可能性も考えられます。糸が透けて見える原因は、糸の挿入位置が適切でないためです。

患者様によって皮膚の厚みが異なり、糸の挿入において適切な位置も異なります。そのため、施術に際して医師が正確に見極める必要があります。

また、施術直後や状態が安定するまでの期間の過ごし方にも注意が必要です。施術部位に刺激や摩擦を与えることで、糸が透けて見えることがあります。

糸リフトは失敗・効果ないと感じる原因は?

糸リフトを実際にしてみた結果、「失敗した」「効果が感じられない」と思うケースもあるようです。その原因を考えてみましょう。

たるみが強い

皮下脂肪が多すぎてたるみが強い人は、脂肪を落ち上げられず十分な効果が得られません。糸に負担がかかり、引き上げた際の形が理想的でなくなったり、持続時間が短くなったりする恐れがあります。

また、加齢によってたるみが強くなっている場合も、余分な皮膚が多いために効果を感じにくくなるでしょう。一般的なたるみの状態から考慮して、糸リフトは40〜50代の人にもっともおすすめの施術です。

また、皮下脂肪が少ない人も、糸が引っかかりにくいために効果が出にくい施術です。皮下脂肪が適度についている人のほうが効果を感じやすいでしょう。

皮下脂肪が多いために効果が得られにくいと想定される場合は、糸リフトをする前に脂肪吸引や脂肪溶解注射などで皮下脂肪を減らしておくのも一つの手です。

医師の技術不足

糸リフトは切開手術ほど規模の大きな施術ではないため、比較的安易に医師を決める人も少なくありません。しかし、どのような施術でも、医師の技術の影響力は強いものです。

医師の技術が及ばなければ、思うような結果を得られないことはあります。

糸リフトを検討している人は、事前に医師の情報を調べて、経験豊富であるかどうかを確認しておきましょう。症例写真が見られる場合は、理想の仕上がりに近いかどうかもチェックしてください。

医師がSNSに持論を載せている場合は、考え方に賛同できるかどうかも確認しておくことをおすすめします。整形に対する価値観や患者様への寄り添い方などに不安を感じる場合は、その医師に任せないほうがよいでしょう。信頼できる医師選びを大切にしてください。

糸の本数の不足

糸リフトで効果を感じられない原因として、糸の本数が不足しているケースも考えられます。糸リフトでは一般的に、片側で4〜6本、両側で8〜12本の糸を入れます。

数はたるみやしわなどのお悩みの状態によって異なりますが、お悩みが深いほど本数を増やす可能性があります。

本数が多くなるほど費用がかさむため、少ない本数で施術を希望される人も少なくありません。理想的な本数より少ない本数で施術すると、残念な結果に至ることが想定されます。

せっかく糸リフトをするのであれば、きちんと効果が得られる本数にしたほうが無駄がありません。医師にしっかりと相談をして、適切な本数で施術しましょう。

切るフェイスリフト「切開リフト」とは

糸リフトは、いわゆる「切らないフェイスリフト」ですが、その逆となるのが「切るフェイスリフト」です。「切開リフト」と呼ばれ、皮膚を切開し、余った皮膚を切除して、たるみを引き上げて縫い合わせます。

切開リフトでは皮膚だけでなく、皮下組織やその下にあるSMAS筋膜から引き上げることができます。皮膚切除のみの施術より、さらに優れたリフトアップ効果が期待できます。

SMASの下にある骨膜下を剥離(はくり)する手術も可能です。

切開リフトは、糸リフトでは物足りなさを感じる人、長期的な効果を望む人、たるみが強い人などから支持される傾向があります。

ダウンタイムの長さにストレスを感じる人も少なくありませんが、効果に対する満足度が高い方法です。

参考:フェイスリフト|日本形成外科学会

糸リフトと切開リフトの違い

糸リフトと切開リフトの主な違いといえば、切るか切らないか以外に、どのような違いがあるのでしょうか。両者の違いを詳しく見てみましょう。

効果

糸リフトと切開リフトを比べると、切開リフトのほうが広範囲にわたってたるみを改善でき、満足度の高い結果が得られるでしょう。

切開リフトでは、切る範囲が広いほど引き上げられる範囲も広くなり、頬や額、あごなどのたるみを一度で改善可能です。

SMAS筋膜も引き上げる方法を選ぶとしっかりと固定でき、より長期的な効果が得られます。

一方、糸リフトは切開リフトより効果が穏やかです。糸リフトは皮膚のたるみを引き上げる施術ですが、切開リフトは余分な皮膚を切除する施術なので、糸リフトで切開リフトに迫る効果は得るのは厳しいでしょう。

このような理由から、大きな効果や変化を狙う人には、切開リフトのほうがおすすめです。

ダウンタイム

フェイスリフトには、どちらもダウンタイムをともないます。メスを入れる切開リフトは効果が大きいものの、ダウンタイムは長くなります。

一般的に、糸リフトのダウンタイムは比較的短いとされています。痛みがあってもピークは3日程度です。赤みや違和感は1週間程度で落ち着くでしょう。

内出血が起こっている場合は、2週間程度続く可能性があります。

切開リフトのダウンタイムは、強い腫れやむくみ、内出血などが1〜2週間続きます。ただ、この期間は強く症状が出る期間であり、通常の皮膚に戻るには、3ヶ月程度を要するでしょう。

切開リフトは効果の大きさに比例するように、痛みをはじめとする症状は強くなり、ダウンタイムも長くなります。

ただし、効果は半永久的なものではないことも理解したうえでの選択が大切です。

持続期間

糸リフトと切開リフトでは、持続期間も異なります。糸リフトの場合、糸が身体に吸収されるまで効果を実感できます。使用する糸が主に1〜2年で吸収されるため、持続期間も同程度となります。

切開リフトは皮膚を切るため、たるみを取り除いた部分の効果は半永久的といえますが、加齢によって顔のたるみやシワが増えることを考慮して、持続期間としては5〜10年とされています。

糸リフトは比較的ダウンタイムが短く症状も軽めですが、効果が弱く持続期間も短くなります。反対に、切開リフトはダウンタイムが長く症状も重めですが、効果は大きく持続期間も長くなります。

後悔しないクリニックの選びのポイント

フェイスリフトで後悔しないためには、どのような点に注意すればよいのでしょうか。クリニック選びのポイントを解説します。

実績が豊富な医師に施術してもらう

糸リフト・切開リフトのどちらを選ぶにしても、実績はとても重要です。新しい美容クリニックを選んだり、経歴や実績をリサーチしていない医師に担当されたりする場合は、目的の施術の実績が少ない可能性があります。

新しい美容クリニックを選ぶ場合は、開院以前のキャリアを調べて実績を確認しましょう。

経歴や実績をリサーチしていない医師に担当される場合は、すぐに施術を決めずにカウンセリングの反応を見て検討してください。医師の名前で実績を調べ、納得したうえで施術を決断するとよいでしょう。

新人の医師に当たることになり不安を感じる場合は、そのことも含めて相談するとよいでしょう。

ベテラン医師のバックアップなど安心できる対策が行われるか、事前に擦り合わせしておくことも大切です。

アフターフォローが充実しているか

どちらのフェイスリフトもダウンタイムが生じるため、アフターフォローの充実性も重要なポイントです。特に、切開リフトの場合は5時間程度に及ぶ手術となるため、手厚いアフターフォローが欠かせません。

経過観察はもちろん、見てもらうたびに必要な説明がきちんと行われるか、異変が起きた際にスムーズに連絡が取れるかなど、大きなトラブルを未然に防ぐための体制が整っているかどうかはチェックしておきましょう。

低価格な料金体制のクリニックだと、アフターフォローが手薄になっている可能性があります。カウンセリングでクリニック側から詳しい説明がない場合は、忘れずにしっかりと確認してください。

カウンセリングは丁寧か

カウンセリングの方法や姿勢もクリニック選びのポイントです。カウンセリングを担当医以外のスタッフが行うクリニックがありますが、認識のずれを招く原因になりやすいでしょう。

担当医が丁寧にカウンセリングを行うクリニックだと、医師との疎通が取りやすく満足のいく施術につながりやすいです。

契約を急かしたり、勧誘が強かったりする場合は要注意です。ダウンタイムや副作用などのデメリットの説明が薄い場合も、あまりよいカウンセリングとはいえないでしょう。

費用面の説明が適切に行われるかどうかも重要です。カウンセリング時点で考えられる費用の内訳をきちんと説明してくれる医師を選びましょう。

切開リフトなら当院へご相談ください

切開リフトをご検討中の人は、ぜひ恵比寿美容外科にご相談ください。当院は切開リフトに強いこだわりと豊富な実績を持っています。

切開リフトが候補に入っている人は、本気でエイジングケアをしたい人や若返りたい人でしょう。決して安くない治療費を支払って治療をしたのに、納得いく効果を感じられなければ残念な結果に終わってしまいます。

本気で挑むなら、本気の治療、大きな効果を狙える方法を選ぶことで、納得のいく結果につながるでしょう。

豊富な経験を持つ熟練の医師が、納得いくまでじっくりとカウンセリングをします。患者様との信頼関係を大切にし、手術に必要な知識やアフターフォローについて丁寧にご説明します。

どのようなささいな不安や悩みでも、お気軽にご相談ください。あなたの本気のエイジングケアを全力でサポートします。

※上記の記事の内容につきましては、個人差もあり、実際の施術内容と異なる場合もございます。詳細につきましては、カウンセリングの際に確認していただければと思います。

監修者:柳田 徹

監修者:柳田 徹

  • ・東京生まれ。
  • ・幼少期をエジプト・カイロで過ごす。
  • ・千葉県立東葛飾高校を卒業後、鳥取大学医学部へ。
    大学では競技スキー部キャプテンを務める。1998年卒業。
  • 国立病院東京医療センターで外科系研修を修了。
    麻酔科、救命などを学ぶ。
  • 東京医科大学形成外科に入局。
    美容外科の根幹となる形成外科を基礎から学ぶ。
  • ・美容外科専門クリニックにて多くの経験を重ねる。
  • ・仙台と札幌で院長職を務める。
  • Johns Hopkins Medicine International提携クリニックでエイジングケア手術担当医として勤務。
  • ・2011年 恵比寿美容外科院長就任。
  • ・美容、形成外科経験20年。

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