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コラム

糸リフトは失敗しやすい?後悔する前に確認したいポイントを紹介

公開日:2023/08/31 更新日:2026/02/19
糸リフトは失敗しやすい?後悔する前に確認したいポイントを紹介

加齢によってお肌のハリが失われると、しわやたるみが気になりますよね。そのようなお悩みへの治療法の一つとして「糸リフト」が挙げられます。

医療用の糸を皮膚の下に挿入して引き上げる施術で、比較的ダウンタイムも短く人気の治療です。しかし「失敗」のリスクがゼロではありません。

「糸リフトの失敗ってどうなるの?」「後悔するって聞いたけど本当?」と不安に思われるのも無理はありません。

本記事では、糸リフトの失敗例や原因、後悔しないためのポイントについてご紹介します。

参考:美容医療診療指針(令和3年度改訂版)

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目次

糸リフトは失敗しやすい施術?

糸リフトは、正しいクリニック選びと適切な期待値を持てば、失敗のリスクは低い施術です。ただし、医師の技術不足や、期待と結果のギャップにより「失敗した」と感じるケースはあります。

事前にリスクを理解し、信頼できるクリニックを選ぶことが大切です。ここからは、具体的な失敗パターンとその原因を確認していきましょう。

糸リフトで失敗・後悔するパターンと考えられる原因

メスを使わないため身体への負担が少ない施術として人気の糸リフトですが、「簡単に受けてしまった」「後悔している」という声がないわけではありません。糸リフトで起こりうる失敗・後悔のパターンを9つご紹介します。

顔に引きつれが起こる

糸リフトは、糸を肌に通すことで組織を引き上げる施術です。施術直後は多少つっぱったように感じますが、2週間程度で落ち着き、1ヵ月程度で気にならなくなるのが通常の経過です。

しかし、引っかかりの大きい糸で強く引っ張りすぎてしまうと、お顔にひきつれが起こります。つり目になったり、頬が窪んでしまったり、表情が不自然になることもあります。

カウンセリングで「やりすぎない」仕上がりを希望として伝え、自然な引き上げを重視する医師を選ぶことが予防につながります。

糸が透ける

太い糸を使用した際に起こりやすいのが、頬の糸が透けて見えたり、触るとトゲの感触が伝わってしまうケースです。

施術を行う際には、皮膚の薄い方には細い糸を用いたり、太い糸を使用する場合は肌の深い位置に挿入するなどの対応が求められます。

一人ひとり異なる皮膚の厚みを考慮し、適切な施術を選択できる医師を選びましょう。

肌に凸凹ができる

糸リフト施術では表皮に沿って糸を挿入していきます。しかし、糸の深さが一定にならず一部分だけ深く入ってしまうと、肌の表面が膨らんだり凹んだりすることがあります。

突起の大きい糸を使用すると、皮膚の薄い方は凹凸が出やすくなります。一時的な凹凸は施術後2〜3週間で落ち着くことがほとんどです。

それ以降も目立つようであれば、糸の挿入の深さが均一でない可能性があります。稀にアレルギー反応や感染症の可能性もあるため、数週間経っても気になる凹凸があれば医師に相談してください。

変化が分かりにくい

施術を受けたものの思うような変化がないというケースは、医師が希望するイメージをくみ取れていなかったり、事前の説明が不十分だったりすると起こりやすい傾向があります。

イメージを共有できていても、医師の技術不足で思うような結果が得られないケースも考えられます。

カウンセリングは特に大切です。どのような仕上がりを求めているかを医師にしっかり伝え、信頼してお任せできる医師を選びましょう。糸の本数が足りなかった場合も効果を実感しにくいため、適切な本数についても相談してください。

左右差が出た

顔の左右で引き上げの程度が異なり、バランスが崩れてしまうケースです。

元々の顔の骨格には左右差があり、完全な左右対称は難しい面があります。しかし、糸の挿入位置や引き上げの強さの調整が適切でないと、施術後に左右差が目立つことがあります。

経験豊富な医師であれば、元々の左右差を考慮した施術が可能です。

髪が抜けた

髪の生え際あたりから糸を挿入し固定するため、固定した箇所に血行障害が生じたり、皮膚を引っ張りすぎたりすると、髪が抜けてしまうことがあります。

糸を固定する際に毛根を損傷して抜毛する場合もあります。糸の固定による血行不良は、術後しばらくして糸がなじめば改善が期待できますが、毛根の損傷は回復が難しいケースもあります。

理想の仕上がりとは異なる

糸リフトは糸を皮膚表面近くに通し、糸のコグで皮膚をひっかけて引き上げる施術です。自然なエイジングケアとしては適切なアプローチですが、過度に期待をしていると、変化が少ないように感じることがあります。

たとえば、顔全体の引き上げを望んでいたにもかかわらず、実際の施術がフェイスラインの引き上げが中心の小顔効果をねらったものだった場合、イメージにずれが生じます。事前のカウンセリングで医師とのイメージ共有を徹底しましょう。

糸が飛び出した

まれに、糸が皮膚から出てきてしまうケースがあります。糸の固定が不十分だったり、術後に顔を強くこすったりすると起こりやすくなります。

異常を感じたらすぐにクリニックへ連絡してください。放置すると感染リスクが高まります。

直後は顔が大きくなったと感じる

糸を注射器で通していく施術のため、大きく腫れて目が開かないほどではありませんが、腫れで顔が大きくなったように感じることがあります。

むくみ程度の腫れは数日で落ち着きます。数週間経っても腫れや痛み、内出血などが続く場合は、施術を受けたクリニックに相談しましょう。

糸リフトのダウンタイム中に起こりえる症状

糸リフトはメスを使わない施術で、ダウンタイムは比較的短いとされています。ただし、外科的な処置を行うため、ある程度のダウンタイムは避けられません。通常2週間〜1ヵ月程度が目安です。

腫れやむくみ、赤みが続くことがある

治療による損傷を受けた肌が回復する過程で、多少のむくみや腫れ、赤みが続くことがあります。ほとんどがメイクで目立たなくなる程度のもので、過度に心配する必要はありません。

ただし、稀に傷口から雑菌が入って炎症が起こる事例もあります。医師から受けた説明と違う経過をたどっていると感じた場合は、早めにクリニックへ問い合わせましょう。

術後に痛みを感じる場合がある

会話や食事、洗顔、笑った時など、日常動作の中で口を開いたり顔に触れたりする際に、痛みを感じる場合があります。

糸の挿入が深いと術後の痛みを長く感じることがありますが、我慢できないほどのものではなく、数週間でなじみます。3週間〜1ヵ月を超えても痛みがあるようでしたら、クリニックに相談してください。糸リフトの痛みについて詳しくは「糸リフトが痛いのはいつまで?痛みの原因と対処法」もご参照ください。

内出血が出ることがある

肌の浅いところに糸を入れていくため、内出血が出ることがあります。特に口周りや頬などは内出血が出やすい部位です。ほとんどの場合メイクで隠せる程度で、約2週間で消失します。

変色が長く続くようであれば、施術を受けたクリニックに相談してください。

糸リフトのダウンタイム中の過ごし方

ダウンタイムが短く症状も軽い糸リフトですが、過ごし方次第で回復のスピードが変わります。以下の注意点を意識してください。

血行を促進させない

糸リフトに限ったことではありませんが、血行を促進させないことがダウンタイムを短くするのに有効です。

痛みや腫れを早く引かせるためにも、施術から数日は長時間の入浴やサウナなどは避け、シャワーで済ませましょう。汗をかくような激しい運動も控えたほうがよいです。お酒も血流がよくなるため、数日は避けるようにしてください。

以下に当てはまる方は医師の指示を仰いでください。

  • どうしても入浴しないといけない理由がある方
  • 日常的に運動する習慣がある方
  • 飲酒習慣のある方

患部から細菌が入ると感染症になることもあるため、保護テープで患部を濡らさないようにという指示があるときは、洗顔やシャワーは翌日から可能となるのが一般的です。糸リフト施術後の過ごし方について詳しくは「糸リフト施術後の注意点」をご覧ください。

患部を刺激しない

施術直後は手術部位が気になり、ついつい触ってしまったり、違和感から無意識に手を当てたりしがちです。しかし、刺激を与えないことがダウンタイムを短くするポイントになります。

挿入した部位を大きく動かしたり、ぶつけてしまったりすると、糸がずれたり、腫れや内出血が強く出る可能性があります。刺激をなるべく与えないように意識して過ごしてください。

歯科の受診は大きく口を開けることで下向きの力がかかり、効果が薄れてしまうことがあります。歯科治療は1ヵ月程度控えるのがよいでしょう。

失敗を防ぐためのチェックリスト

糸リフトで後悔しないために、施術前と施術後それぞれで確認すべきポイントをまとめました。

施術前に確認すること

  • 医師の糸リフト症例数や経験を確認したか
  • カウンセリングでリスクについて説明を受けたか
  • 期待する効果と糸リフトの限界を理解したか
  • 適切な本数について相談したか
  • 料金の内訳(追加費用の有無)を確認したか
  • 術後のフォロー体制を確認したか

施術後に気をつけること

  • 術後の注意事項を守っているか
  • 異常があればすぐにクリニックに連絡できる体制か

万が一失敗したと感じた場合の対処法

万が一、施術の結果に不満を感じた場合でも、適切な対応をとることで改善が期待できます。

まずはクリニックに相談

施術を受けたクリニックに連絡し、現在の状態を伝えてください。多くの場合、修正や追加施術で対応できます。

失敗例ごとの修正方法

失敗例 修正方法
効果が不十分 追加で糸を挿入
左右差 追加施術でバランスを調整
引きつれ 糸の調整。時間経過で軽減することもある
凹凸 ヒアルロン酸で補正、または糸を抜去
糸が透ける・飛び出す 糸の抜去
感染症 抗生物質投与。必要に応じて糸を抜去

クリニックによっては術後の保証制度を設けている場合もあります。施術を受ける前に確認しておきましょう。

糸リフトをするクリニック選びのポイント

美容施術の中でも手軽に受けられるとされる糸リフトですが、起こりうる失敗のほとんどは医師の技術不足かカウンセリング不足に起因します。失敗を避けるには、技術があり信頼できる医師選びが欠かせません。

実績は豊富か

糸リフトでは、望みに合った糸の種類・本数・挿入位置を適切に決める必要があります。さらに、個人差のある肌の見極めも求められます。

医師の技術力で仕上がりに差が出ることは否定できません。多くの実績がある医師やクリニックは信頼性が高いです。医師やクリニックの実績を確認することが、失敗を防ぐ第一歩になります。糸リフトの基本的な仕組みについては「糸リフトのやり方・仕組み」で詳しく解説しています。

カウンセリングは丁寧か

糸リフトで満足のいく結果にならなかったという事例の多くは、コミュニケーション不足が原因です。施術前のカウンセリングで希望のイメージを伝え、疑問や不安に思うところを解消してください。

カウンセリングが短時間だったり、希望していないのに当日手術を勧められたりするクリニックもあるようです。相談しづらい雰囲気や施術を迫る雰囲気があるクリニックは避け、別のクリニックを検討しましょう。

納得できるまで質問しても丁寧に説明してくれる医師を選んでください。少し手間に感じるかもしれませんが、数件のクリニックに相談して、信頼できるところを見つけることをおすすめします。手術を受ける際には、施術内容について医師からしっかり説明を受け、納得した上で契約してください。

注意すべきポイント

  • 極端に安い価格には注意する
  • 「絶対に失敗しない」などの断言をするクリニックは信用しない
  • 強引な勧誘をするクリニックは避ける

リスク・副作用

糸リフトには以下のリスク・副作用があります。これらは「失敗」ではなく、起こりうる正常な経過の場合もあります。

症状 期間の目安
腫れ・むくみ 施術後数日〜1週間程度
内出血 1〜2週間程度で改善
痛み・違和感 数日〜1週間程度
引きつれ感 通常1〜2週間で軽減
感染症 稀。症状があれば速やかに受診

これらの症状は一時的なもので、徐々に改善します。ただし、数週間を超えても改善が見られない場合は、施術を受けたクリニックに必ず相談してください。

リフトアップ効果を長く持続させるなら「切開リフト」という選択肢

ダウンタイムが短く手軽に受けられることで人気の糸リフトですが、より大きなリフトアップ効果が期待できるのは「切開リフト」です。

糸リフトと比べると大がかりな施術ですが、気になる箇所を狙って切除するため、目に見える変化が期待できます。

糸リフトの引き上げ効果は1〜2年程度ですが、切開リフトは持続期間も10年程度と長期的なリフトアップが可能です。一度の施術でしっかりと変化が欲しい方、確実にたるみを取り除きたい方には、満足度の高い施術となるでしょう。

糸リフトと切開リフトを比較

フェイスリフトへのアプローチには大きく分けて2種類の施術があります。皮膚を切らない「糸リフト」と皮膚を切る「切開リフト」です。それぞれの特徴を比較します。

糸リフトは手軽にたるみを改善できる施術ですが、お顔のたるみが強い方には期待するような効果に至らないことがあります。糸リフトのメリットとデメリットについて詳しくはこちらをご覧ください。

切開リフトは皮膚の切除をして引き上げます。傷跡は残りますが、耳のラインに沿って切開するため髪の毛で隠すことができ、時間とともに目立たなくなります。1ヵ月もすれば、言われなければ分からない程度まできれいになるでしょう。

一度の施術で大きな変化を長期的に得たい方には切開リフト施術が向いています。ほかのどの施術よりも見た目に分かりやすいエイジングケア効果が期待できます。

参考:フェイスリフト|日本形成外科学会

切開リフトなら当院へご相談ください

恵比寿美容外科は、加齢へのアプローチを得意としているクリニックです。切開リフトの症例も多く、当院の施術のほとんどがフェイス切開リフトです。

カウンセリングは、手術前に不安に思われるところや疑問点を解決する時間です。不安な気持ちや分からないところは何なりとお話しください。

クリニックの質を高く保つために、予約やお問い合わせ・カウンセリングには院長が直接お話をお伺いいたします。手術・アフターケアに至るまで院長が責任をもって対応いたします。

余分なたるみを取り除く切開リフトに少しでも興味を持たれたら、ぜひお問い合わせください。

糸リフトの失敗に関するよくある質問

糸リフトの失敗について、多く寄せられる質問にお答えします。

Q. 糸リフトの失敗率はどのくらいですか?

正確な統計データは公表されていませんが、経験豊富な医師による施術であれば、重大な失敗の確率は低いとされています。ただし、満足度には個人差があるため、事前のカウンセリングでリスクを理解した上で施術に臨むことが大切です。

Q. 糸リフトで失敗したらやり直せますか?

多くの場合、修正や追加施術で対応できます。まずは施術を受けたクリニックに相談してください。糸の追加挿入やバランス調整、必要に応じて糸の抜去などの方法があります。

Q. 糸リフトで後悔する人にはどんな特徴がありますか?

期待値が高すぎた方、クリニック選びを十分にしなかった方、術後の注意事項を守らなかった方が後悔しやすい傾向があります。カウンセリングで糸リフトの限界を理解し、適切な期待値を持つことが後悔しないための第一歩です。

Q. 糸リフトの効果はどのくらい持続しますか?

糸の種類や本数、個人差によりますが、一般的に1〜2年程度です。より長い持続期間を求める方には切開リフトが適しています。糸リフトの効果と持続期間について詳しくはこちらで解説しています。

Q. 失敗を避けるために一番大切なことは何ですか?

経験豊富な医師を選び、カウンセリングで十分に相談することです。リスクを理解し、適切な期待値を持つことも大切です。「絶対に失敗しない」と断言する医師よりも、リスクを誠実に説明してくれる医師のほうが信頼できます。

まとめ

糸リフトで起こりうる失敗には、不自然な引きつれや左右差、効果不足などがあります。これらの多くは、医師の技術不足やカウンセリング不足に起因しており、クリニック選びによって防げるものです。

失敗を防ぐためには、施術前のカウンセリングでリスクや仕上がりについて十分に相談し、症例実績が豊富で信頼できるクリニックを選ぶことが大切です。

当院では、施術前にリスクや仕上がりについて丁寧にご説明しています。まずはお気軽にカウンセリングにお越しください。

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※上記の記事の内容につきましては、個人差もあり実際の施術内容と異なる場合もございます。
詳細につきましては、カウンセリングの際に確認していただければと思います。
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参考文献

監修者:柳田 徹

監修者:柳田 徹

  • ・東京生まれ。
  • ・幼少期をエジプト・カイロで過ごす。
  • ・千葉県立東葛飾高校を卒業後、鳥取大学医学部へ。
    大学では競技スキー部キャプテンを務める。1998年卒業。
  • 国立病院東京医療センターで外科系研修を修了。
    麻酔科、救命などを学ぶ。
  • 東京医科大学形成外科に入局。
    美容外科の根幹となる形成外科を基礎から学ぶ。
  • ・美容外科専門クリニックにて多くの経験を重ねる。
  • ・仙台と札幌で院長職を務める。
  • Johns Hopkins Medicine International提携クリニックでエイジングケア手術担当医として勤務。
  • ・2011年 恵比寿美容外科院長就任。
  • ・美容、形成外科経験20年。

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