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コラム

ほうれい線にボトックスは効果がない?効果的な治療法とは

代表的なエイジングサインとも言われるほうれい線。あまりにもくっきり目立ってしまう場合には、専門機関での治療を検討している方もいると思います。
ほうれい線の治療法はいろいろありますが、その一つであるボトックスはせっかく行っても効果が得られないことがあるのです。

ほうれい線について

ほうれい線はしわのようにも見えますが、実はしわではありません。正式には「鼻唇溝(びしんこう)」といい、口角が上がったときに生じる“溝”のことです。
年齢を重ねることで目立ってくる印象がありますが、ほうれい線は生まれたときからあります。

ほうれい線の種類

ほうれい線といっても実はみんな同じではなく、人によって目立ってしまう原因が異なります。ほうれい線の種類には、主に以下の4つがあります。

・皮膚たるみ型

加齢によって肌のハリや弾力が低下する、もしくは頬の皮下脂肪が減少することで皮膚がたるんでしまうことで、ほうれい線が目立つタイプです。たるみであることから仰向けになった状態で鏡を見るとほうれい線が薄くなります。
ほうれい線の多くはこの皮膚たるみ型と言われています。

・筋肉型

顔には多くの表情筋が張り巡らされているのですが、そのうち鼻と頬の境目あたりにある表情筋が発達しすぎることでほうれい線が目立つタイプです。筋肉が発達すると硬くなり、長い筋のようなほうれい線になります。
このタイプは仰向けになってもほうれい線に変化はありませんが、笑ったときにかなり深くなる傾向にあります。

・骨くぼみ型

小鼻の周辺の骨があまり出っ張っていないことからほうれい線が目立ってしまうタイプで、アジア人に多いと言われています。
生まれつき小鼻の周辺の骨が出っ張っていないという方もいますが、多くは加齢によって骨が萎縮し、ほうれい線が目立つようになります。
このタイプの特徴として、仰向けになったとき、特に表情を作っていないときもほうれい線に変化はなく、ほうれい線の上のほうがくぼんでいます。

・混合型

皮膚のたるみと骨のくぼみなど複数の要因が重なることでほうれい線が目立ってしまうタイプです。混合型は若い人よりも30代後半以降の人に多いと言われています。

ほうれい線の治療法

ほうれい線の治療法には、フェイスリフト手術・注射・光、レーザーなどがあります。
フェイスリフト手術の場合は、皮膚を切開し、皮膚と筋肉を一緒に持ち上げ、たるみを除去して縫合するものと特殊な糸を皮下に入れて引き上げるものの2種類があります。

注射による治療はヒアルロン酸とボトックスがあります。

光、レーザーは種類が多いのですが、特にほうれい線にアプローチできるものとして、高周波を用いたサーマクール、超音波を用いたダブロなどが挙げられます。

タイプにあった治療法でないと効果は得られない

先ほど説明したように、ほうれい線と言っても種類があるので、適した治療法を選択しないと、思っていた効果が得られないことがあります。
種類ごとに最適な治療法は以下のようになっています。

皮膚たるみ型:フェイスリフト手術・ヒアルロン酸・光、レーザー
骨くぼみ型:ヒアルロン酸
筋肉型:ボトックス・ヒアルロン酸
混合型:フェイスリフト手術・ヒアルロン酸・光、レーザー

たとえば、皮膚のたるみから目立つほうれい線に、ボトックス注射を行ってもあまり変化は見られません。というのも、ボトックス注射は筋肉の層にボツリヌス菌を入れることで、表情筋の動きを抑えるものです。つまり、筋肉型のほうれい線であれば一定の効果が期待できます。

また、ヒアルロン酸注入治療がかなり万能な印象を受けますが、ヒアルロン酸の効果は永久ではありません。じょじょに体内へと吸収されてしまうので、皮膚たるみ型や混合型のほうれい線を根本的に治療することは難しいのです。

まとめ

ほうれい線は生まれたときからあるもので、加齢によって表れるしわではありません。目立ってきてしまう要因は大きく4つあり、多くは皮膚たるみ型か混合型です。
口元や首のしわ治療として有効なボトックス治療はあくまで顔の筋肉に作用するものなので、たるみからくるほうれい線にはあまり効果がありません。皮膚たるみ型の場合はフェイスリフト手術を、混合型の場合はフェイスリフト手術で引き上げる+くぼんでしまった部分にヒアルロン酸を入れると言った治療法が効果的といえます。

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※上記の記事の内容につきましては、実際の施術内容と異なる場合もございます。

詳細につきましては、カウンセリングの際に確認していただければと思います。

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監修者:柳田 徹

監修者:柳田 徹

  • ・東京生まれ。
  • ・幼少期をエジプト・カイロで過ごす。
  • ・千葉県立東葛飾高校を卒業後、鳥取大学医学部へ。
    大学では競技スキー部キャプテンを務める。1998年卒業。
  • ・国立病院東京医療センターで外科系研修を修了。
    麻酔科、救命などを学ぶ。
  • ・東京医科大学形成外科に入局。
    美容外科の根幹となる形成外科を基礎から学ぶ。
  • ・美容外科専門クリニックにて多くの経験を重ねる。
  • ・仙台と札幌で院長職を務める。
  • ・Johns Hopkins Medicine International提携クリニックでエイジングケア手術担当医として勤務。
  • ・2011年 恵比寿美容外科院長就任。
  • ・美容、形成外科経験20年。

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