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コラム

糸リフトのひきつれはいつまで続く?原因や対処法を詳しく解説

公開日:2023/07/31 更新日:2023/11/08
糸リフトのひきつれはいつまで続く?原因や対処法を詳しく解説

鏡に映った自分を見て、年齢を感じてしまいませんか。年齢を重ねたことで現れるしわやたるみへのアプローチは、顔ヨガや器具を使ってのトレーニングもありますが、美容外科でフェイスリフト施術を受けることが、1番の近道です。

しかし、フェイスリフトをした結果、顔の皮膚が引ひきつれることがあるという話を聞いたことがあるかもしれません。

実際にフェイスリフトで皮膚がひきつれることがあるのでしょうか。あるとすれば、いつまで続き、どのように解決すればよいのでしょうか。本記事では、フェイスリフトのひきつれについて紹介していきます。

参考:美容医療診療指針(令和3年度改訂版)

糸リフトでひきつれが起こる原因

糸リフトでひきつれが起こる原因

糸リフトはお顔のたるみ対策として有効な施術の一つです。しかし糸リフトの施術によってひきつれが起こることがあります。どうしてひきつれを起こしてしまうのか、原因を見ていきましょう。

神経に近い箇所に糸を通すため

糸リフトでは、肌の表面に近いところにコグのついた医療用の糸を通していきます。

当然のことながら、顔には神経がたくさん通っています。神経の近くに糸を通すため、ひきつれを感じやすいです。

糸リフトで用いられる糸は、医療用の糸ですが、身体にとっては異物です。異物が入ってきたことで、皮膚組織は修復作業を開始します。

修復作業中に感じることがあるのが、患部のひきつれです。

糸リフトの引きつれは、糸が皮膚組織になじむ過程でよく起こるため、あまり気にせずに過ごします。

しかしながら、施術から数週間経っても、不自然なひきつれがある際には、施術したクリニックに連絡して、経過を確認してもらいましょう。

元々皮膚が薄かったから

もともと皮膚が薄い人が糸リフトを受けると、糸の干渉を受けやすいため、ひきつれを感じやすいです。

カウンセリング時に、ドクターに自分の肌が糸リフトが合う肌質かを確認し、糸の種類や、挿入箇所を提案してもらいましょう。

施術に伴うひきつれは、糸が組織になじむ過程で起こる反応で、次第に落ち着いてきます。

ただし、施術後1ヶ月が経過してもひきつれが治まらない場合は、糸の挿入位置に問題があった可能性も考えられます。施術を受けたクリニックに相談しましょう。

医師の技術不足

糸リフト施術の技術が不足しているドクターが施術を行うと、挿入部位を誤ってしまったり、引き上げ強度の調整がうまくできなかったりするおそれが高くなります。

糸の皮膚への引っかかりにムラができ、強く引き上げられる箇所と弱くしか引きあがらないない箇所が出てきます。

引き上げる力に差が生じて、肌表面に凸凹となって現れたり、必要以上に皮下組織が引っ張られて、ひきつった感じになってしまったりするためです。

ドクターの技術力で仕上がりに差が出ることは否めません。ドクターやクリニックの実績を確認し、信頼のおけるドクターに施術を依頼することが、施術の失敗を避けることにつながります。

糸リフトの術後の経過

糸リフト施術を行ったあと、しばらくの間は違和感がありますが、次第になじんでいきます。

体質や使用した糸の種類などにも寄りますが、おおむねの糸リフト術後の経過を以下にまとめました。

術直後

糸リフトの施術は、局所麻酔を使って医療用の糸を顔の表面近くに通していきます。施術直後は麻酔で腫れた状態ですが、一日もあれば落ち着くでしょう。

麻酔が抜けると、治療箇所に筋肉痛のような痛みを感じます。クリニックによっては必要に応じて、痛み止めを処方します。

治療直後は、麻酔によって顔が動かしにくい状態です。麻酔が抜けた後も糸が入っているため、顔の動かしにくさを感じるでしょう。

気になるのは分かりますが、無理な力をかけずに過ごしましょう。

治療直後は挿入した糸が定着していません。糸が肌になじむ前に動かしてしまうと、糸がズレる可能性が高くなるため、できるだけ表情を動かさないようにします。

食事はおかゆやうどんなどの、柔らかく口を大きく開けずに食べられるものがよいでしょう。

腫れている箇所には畜冷材などを当てると、早く腫れが落ち着きます。

翌日~1週間

麻酔が抜け、顔の腫れが軽減されます。糸リフト施術直後のリフトアップ効果を実感できるでしょう。

強めに引き上げを行っている場合、強く引きあがり過ぎているように感じ、不安になるかもしれません。しかし、日数の経過とともに徐々に落ち着いてきます。

「ひきつれている」「引きあがりすぎている」と強く心配し過ぎる必要はありません。

施術箇所は炎症を起こしている状態です。引き続き蓄冷剤などで腫れている箇所を冷やして、鎮静を図ります。痛みが強い場合は、痛み止めを服用します。

なるべく表情を動かさないように過ごしましょう。食事は固いものを避け大きく口を開けずに食べられるものをおすすめします。

また、内出血が目立つかもしれません。気になるようであればメイクやマスクで隠すことも可能です。寝姿勢は、横向きやうつぶせを避け、頭を高くして休みましょう。

術後1週間

治療後1週間程度が経過すると、糸が肌になじんできます。強いひきつれ感なども落ち着いてくる頃です。

肌に糸がなじむ前に表情を大きく動かしてしまうと、糸がズレてリフトアップ効果が減少してしまうリスクがあります。

なるべく表情を動かさないようにして過ごしましょう。食事の際も、口を大きく開けないように注意が必要です。

副作用として発生する、内出血や腫れ・むくみも1週間が経過する頃には落ち着いてきます。

糸の挿入箇所にかさぶたができるかもしれませんが、跡になったり雑菌が入ったりしないように、触らずに過ごしましょう。

寝姿勢も、施術箇所に負担がかからないように意識して眠ってください。

術後1ヶ月

糸を入れた周辺の皮膚組織が傷ついた箇所の修正をします。修正の過程でコラーゲンなどが増生され、お肌のハリや引き締め効果を実感できるでしょう。

内出血や違和感も落ち着きます。お肌の調子が良くなり、リフトアップ効果を実感できる時期になります。

ダウンタイムが終了し、徐々に通常の生活に戻る時期です。歯科受診や入浴、飲酒、運動なども、可能になってきます。

この頃になっても、痛みが残っていたり、酷く引きつれていたり、目立つ内出血があるようであれば、施術したクリニックで経過を確認してもらいましょう。

自分でマッサージなどで対処をするのは危険です。

糸リフトのダウンタイム中の過ごし方

糸リフトのダウンタイム中の過ごし方

糸リフト手術は、ダウンタイムが短く、比較的早く日常生活を送りやすい手術です。

しかしながら、外科的な施術を行うため、短いとはいえダウンタイムが発生します。どのようなことに気をつければよいかを以下にまとめました。

激しい運動や飲酒を避ける

腫れや内出血の出ている期間だけでなく、体内で傷の修復をしている状態である数週間は、激しい運動は控えましょう。

同様に、しばらくは飲酒も控えるようにしましょう。アルコールは血行を促進し、体温を上げるため、内出血や赤みなどを引き起こすリスクがあります。

長風呂やサウナなども体温を上げるので避け、シャワーで済ませます。痛みや腫れを早く引かせるためにも大切です。

口を大きく開けない

施術後は口を大きく開けたり、表情を大きく動かしたりしないように気をつけましょう。

まだ糸が安定しないうちに口を大きく動かすと、皮膚組織に定着していない糸がズレたり動いたりして、糸リフトの効果が薄れてしまいます。

口を大きく開けることで、体内で糸がよれたり、コグの引っかかりが外れたりするリスクが高まります。

引っかかりが外れた箇所の引き上げ力が弱くなり、引き上げ力が強い箇所との差で、ひきつれが生じるかもしれません。

口を大きく開けないといけない歯科の受診は、糸リフトの施術前に終えておくのがよいでしょう。

施術後の歯科受診は、身体に糸がなじんでからにします。術後1ヵ月程度空けるのがよいでしょう。

顔のマッサージをしない

施術後は手術部位が気になり、手で触ったり押さえたりしてしまいがちです。違和感や内出血が気になりマッサージをしたくなるかもしれません。

お気持ちはわかりますが、セルフマッサージは避けましょう。

施術から数日経過し違和感を感じなくなった頃に、注意を忘れてしまいがちなのが洗顔時です。洗顔やメイク落としの際も、ゴシゴシと擦るのは避けましょう。

患部に刺激を与えないことが、ダウンタイムを短縮し治療の効果を長持ちさせるために重要です。

炎症や赤みが気になるときも、糸がズレたり痛みが生じてしまうリスクが高くなる、マッサージはせずに過ごします。蓄冷材や保冷マスクなどを用いて、患部を冷やし炎症を抑えます。

糸リフトによるひきつれが出たときの対処法

糸リフトではひきつれが起こることがあります。わかっていてもひきつれが出てしまったら、不安で何とかしたくなるでしょう。

ひきつれがどの程度続くのかは、心配になる点ではないでしょうか。対処法とともに下記にまとめました。

糸リフトの術後数日は様子を見る

手術直後のひきつれにびっくりしてしまうかもしれません。しかし麻酔の腫れや体内に異物が入ってきたことによる想定内のひきつれや腫れがほとんどです。

あまり心配しすぎずに、安静に過ごします。数日も経てば違和感は気にならない程度まで落ち着いているでしょう。

糸リフト治療でひきつれが起きた場合でも、ほとんどの場合は1ヶ月以内に治まります。特に、施術直後はツッパリ感やひきつれを感じやすいです。

通常は2~3週間程度で糸が皮膚組織になじみ、ひきつれが改善し自然な表情となります。

1ヶ月経過しても違和感がある場合は医師に相談を

1ヶ月が経過しても、ひきつれが酷かったり、痛みがあったりする場合は、糸の挿入の失敗や内部の炎症も考えられます。担当医に相談してみるのがよいでしょう。

糸リフトに関するよくある質問

糸リフト施術は、メスを使わず施術時間も短いため、ポピュラーな美容手術の1つです。

そのぶん「成功した」という声と同時に「失敗した」という声も耳に入ってきます。

「糸リフトって顔が凹む」「糸リフト施術は痛い」と聞いて不安に思われるのも無理はありません。よくある疑問を紹介します。

糸リフトの凹みはいつまで続く?

糸リフトは、コグのついた糸で皮膚を持ち上げる施術です。今まで下がっていたものを持ち上げるため、糸を引っ張り上げる際に、肌の表面が歪んで多少の凹みが生じることがあります。

また糸リフトはリフトアップ効果がコラーゲンなどの皮膚組織の生成に先行するため、凸凹が生じてしまうことがあります。これらは、ひきつれと一緒に生じることがほとんどです。

施術直後の凸凹は、糸が肌になじむ過程でコラーゲンが生成され、弾力が出ることで徐々に改善していきます。

期間についてはダウンタイム中の2週間~1ヶ月程で自然に治まってくるでしょう。

ただし、くぼみや凸凹感が強い場合や時間が経っても改善しない場合は、施術を担当したドクターに相談することをおすすめします。

糸リフト後にピキッとした痛みが出るって本当?

糸リフト施術には、局所麻酔を使用します。糸が通る皮膚の周辺は麻酔を処置し、施術中に痛みを感じることはほぼありません。

麻酔が切れると多くの人が痛みを感じます。術後、数日間は必要に応じて痛み止めでコントロールします。

術後しばらくして、食事や歯磨き・会話などで表情を動かした際に、ピキッっとした痛みが走ることがあります。笑うとひきつったように痛いということもあるかもしれません。

術後10日間程度でしたら、糸が肌になじんでいる途中のため、あまりに気にせずに安静に過ごしましょう。長引くようなら、施術を受けたクリニックに相談してください。

切開リフトならひきつれが起こる可能性が少ない

ここまで述べてきたように、ひきつれは、糸を使って引き上げることに由来する糸リフト特有の症状です。

顔のリフトアップをねらいとした美容施術には、糸リフトのほかに「切開リフト」もあります。切開リフトは余分な皮膚を切開して引き上げます。

糸を使って引き上げる施術ではないため、ひきつれが起こる可能性は少ないのです。

切開リフトとは

切開リフトは皮膚と皮膚組織を切開し、お顔のたるみを全体的に引き上げる施術です。糸リフトと比べてより効果的にフェイスラインや口角のたるみを引き上げることができます。

耳のまわりや頭髪内など、目立ちにくい部分から皮膚のたるみを確実に切除し、効果は5~10年ほど持続します。切開リフトは、糸リフトより引き上げ効果が高い施術法です。

切開リフトの注意点

一度の施術で大きな効果を得られる切開リフトは、糸リフトに比べると大きな施術です。腫れが起こることは否定できません。

しかし、切開した部分が腫れる程度です。切開は耳の溝に沿って目立たないように行います。蓄冷材などで冷やすと、腫れが早く引きます。

痛みに対する感じ方は個人差がありますが、まったく痛みがないわけではありません。

術後数日は、大きく口を開けたり、笑ったり、顔を洗う時などの際に、痛みを感じることもあります。痛み止めで痛みを和らげながら術後の回復を待ちます。

切開リフトなら当院へご相談ください

恵比寿美容外科は、若返り・若見えに関する施術を得意としています。切開リフトは当院のメインの施術で、施術はすべて院長が行います。

切開リフトというと、大きな傷跡が残るイメージがあるでしょう。どうしても傷跡が残ることは避けられませんが、当院ではsuper extraという、よりキズ跡が目立たない方法で施術を行うことも可能です。

耳の目立たないところを切開し、術後1ヶ月程経過するとよく見ないと分からない程度にまで回復します。

縫合には医療用の保護剤を使います。包帯などで傷を覆う必要もなく、耳が隠れるようなヘアスタイルでしたら人に気づかれる可能性は低いです。

抜糸の必要はなく、基本的に術後の通院や入院は必要ありません。

効果的に余分なたるみを取り除く当院の切開リフトに興味を持たれたら、ぜひカウンセリングにお越しくださいませ。

※上記の記事の内容につきましては、個人差もあり、実際の施術内容と異なる場合もございます。詳細につきましては、カウンセリングの際に確認していただければと思います。

監修者:柳田 徹

監修者:柳田 徹

  • ・東京生まれ。
  • ・幼少期をエジプト・カイロで過ごす。
  • ・千葉県立東葛飾高校を卒業後、鳥取大学医学部へ。
    大学では競技スキー部キャプテンを務める。1998年卒業。
  • 国立病院東京医療センターで外科系研修を修了。
    麻酔科、救命などを学ぶ。
  • 東京医科大学形成外科に入局。
    美容外科の根幹となる形成外科を基礎から学ぶ。
  • ・美容外科専門クリニックにて多くの経験を重ねる。
  • ・仙台と札幌で院長職を務める。
  • Johns Hopkins Medicine International提携クリニックでエイジングケア手術担当医として勤務。
  • ・2011年 恵比寿美容外科院長就任。
  • ・美容、形成外科経験20年。

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