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コラム

糸でフェイスリフトを行う「糸リフト」のメリットとデメリット、効果について解説

公開日:2019/10/31 更新日:2026/02/19
糸でフェイスリフトを行う「糸リフト」のメリットとデメリット、効果について解説

フェイスラインのたるみが気になり始めたとき、「切開手術は怖い」「ダウンタイムを長く取れない」という理由で糸リフトを検討される方は少なくありません。

この記事では、糸リフト(スレッドリフト)のメリットとデメリット、期待できる効果、ダウンタイムについて解説します。他の施術との違いや、糸リフトが向いている方についても取り上げています。

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糸リフトとは

糸リフトは、医療用の特殊な糸を皮下に挿入し、たるんだ皮膚や脂肪を引き上げる施術です。「スレッドリフト」「切らないフェイスリフト」とも呼ばれています。

糸にはコグ(トゲ)と呼ばれる突起がついており、このコグが皮下組織に引っかかることでリフトアップ効果を発揮します。メスを使わないため傷跡が目立ちにくく、切開リフトに比べてダウンタイムが短いのが特徴です。

使用する糸は体内で徐々に吸収される「溶ける糸」が主流で、PDO(ポリジオキサノン)、PCL(ポリカプロラクトン)、PLA(ポリ乳酸)などの素材が使われています。

糸リフトで期待できる効果

糸リフトの効果とメリット・デメリット

糸リフトでは、主にリフトアップ効果と肌質改善効果の2つが期待できます。

リフトアップ効果

糸を挿入して皮下組織を引き上げることで、フェイスラインの引き締めやほうれい線・マリオネットラインの改善が期待できます。頬のたるみやフェイスラインのもたつきが気になる方に適した施術です。

引き上げの程度は糸の本数や挿入位置によって調整できるため、「自然な変化にしたい」「しっかり引き上げたい」といった希望に合わせて施術プランを組めます。

肌質改善効果

糸が皮下に挿入されると、体は糸を異物と認識して修復反応を起こします。この過程でコラーゲンやエラスチンの生成が促進され、肌のハリや弾力が向上する効果があります。

この肌質改善効果は、糸が溶けた後も持続します。糸の周囲に形成されたコラーゲン繊維が残るため、長期的なたるみ予防にもつながります。

効果の持続期間

糸リフトの効果は永久ではありませんが、使用する糸の種類によって持続期間が異なります。

糸の種類 主な素材 持続期間の目安
PDO糸 ポリジオキサノン 6ヶ月〜1年程度
PCL糸 ポリカプロラクトン 1〜2年程度
PLA糸 ポリ乳酸 1〜1.5年程度
テスリフト PDO+メッシュ構造 2〜3年程度

持続期間には個人差があり、年齢や肌質、生活習慣によっても変わります。効果を維持したい場合は、1〜2年ごとに再施術を検討するとよいでしょう。

糸リフトのメリット

フェイスリフト手術にはいくつかの選択肢がありますが、糸リフトにはメスを使わない施術ならではの利点があります。

切らずにリフトアップできる

糸リフトはメスを使わずにリフトアップできるため、切開手術に抵抗がある方にも受けやすい施術です。こめかみや耳の前などに小さな穴を開けて糸を挿入するため、傷跡がほとんど残りません。

「手術は怖い」「傷跡を残したくない」という方でも、比較的気軽に受けられます。

ダウンタイムが短い

切開リフトでは2〜4週間のダウンタイムが必要ですが、糸リフトは数日〜1週間程度で日常生活に戻れます。施術時間も30分〜1時間程度と短いため、仕事や家事で忙しい方にも向いています。

腫れや内出血が出ることはありますが、メイクでカバーできる程度の場合がほとんどです。

自然な仕上がり

糸リフトは引き上げの程度を調整しやすく、「やりすぎ感」のない自然な仕上がりを目指せます。周囲に気づかれにくい変化を希望する方にも適しています。

他の施術と併用できる

糸リフトはハイフやヒアルロン酸注入など、他の施術と組み合わせることで相乗効果が期待できます。ハイフで肌を引き締めながら糸リフトでリフトアップする、といった複合的なアプローチも可能です。

糸リフトのデメリット・注意点

糸リフトのデメリットと注意点

糸リフトにはメリットだけでなく、知っておくべきデメリットもあります。施術を決める前に確認しておくと安心です。

効果の持続期間に限りがある

糸リフトの効果は1〜2年程度で、切開リフト(5〜10年)に比べると持続期間は短くなります。効果を維持するには定期的な再施術が必要で、長期的にはコストがかかる可能性があります。

ただし、繰り返し施術を受けることでコラーゲンが蓄積され、たるみにくい肌を作っていくこともできます。

たるみが強い場合は効果が限定的

皮膚の余りが大きい場合や、たるみが進行している場合は、糸リフトだけでは十分な効果が得られないことがあります。このような場合は、切開リフトの方が適しているケースも少なくありません。

当院では、カウンセリングでたるみの状態を診察し、最適な施術をご提案しています。

医師の技術によって仕上がりに差が出る

糸の挿入位置や角度、引き上げる強さなどは医師の技術と経験に左右されます。左右差が出たり、不自然な引きつれが残ったりするリスクを避けるためにも、症例数の多いクリニックで施術を受けてください。

糸リフトのダウンタイム・副作用

糸リフトは切開リフトに比べてダウンタイムが短いのが特徴ですが、術後にはいくつかの症状が現れます。事前に知っておくことで、術後の過ごし方を計画しやすくなります。

ダウンタイムの目安

糸リフト後に生じる主な症状と、その目安期間をまとめました。

症状 期間の目安 対処法
腫れ 3日〜1週間 冷却、枕を高くして就寝
内出血 1〜2週間 メイクでカバー可能
引きつれ感 1〜2週間 自然に軽減
痛み 数日〜1週間 処方薬で対応
口が開けにくい 数日 自然に改善

症状の程度には個人差がありますが、多くの方は1週間程度で日常生活に支障がなくなります。

術後の注意事項

術後の回復をスムーズにし、効果を長持ちさせるために、時期ごとの制限事項を守ってください。

時期 控える行為
当日〜翌日 洗顔・メイク
1週間程度 激しい運動、サウナ、長時間の入浴、飲酒
1ヶ月程度 歯科治療(大きく口を開ける処置)、フェイシャルエステ
術後全般 施術部位を強く押す、うつ伏せで寝る

これらを守ることで、トラブルを防ぎ、効果を長持ちさせることができます。詳しくは「糸リフト施術後の注意点」もご覧ください。

糸リフトが向いている人・向いていない人

糸リフトはすべての方に適した施術ではありません。ご自身の状態や希望に合っているかどうか、判断の目安をまとめました。

糸リフトがおすすめの方

  • 30代〜50代で、たるみが気になり始めた方
  • 切開手術に抵抗がある方
  • ダウンタイムを長く取れない方
  • 自然な変化を希望する方
  • 定期的なメンテナンスに抵抗がない方
  • ハイフだけでは物足りないと感じる方

糸リフトが向いていない場合

  • たるみが重度の方(切開リフトを推奨)
  • 1回の施術で長期間の効果を求める方
  • 皮膚が極端に薄い方(糸が透けるリスクあり)
  • 妊娠中・授乳中の方
  • 施術部位に感染症や炎症がある方
  • 金属アレルギーがある方(一部の糸にニッケル等の金属が含まれるため、事前申告が必要)

自分に糸リフトが合っているか分からない場合は、カウンセリングでご相談ください。たるみの状態や肌質を診察した上で、最適な施術をご提案します。

糸リフトと他施術の比較

たるみ治療には糸リフト以外にもいくつかの選択肢があります。施術ごとの違いを一覧で整理しました。

項目 糸リフト 切開リフト ハイフ
効果の程度 中程度 大きい 軽度〜中程度
持続期間 1〜2年 5〜10年 6ヶ月〜1年
ダウンタイム 数日〜1週間 2〜4週間 ほぼなし
傷跡 ほぼなし あり なし
推奨年代 30〜50代 50代以上 20〜40代
適応 軽度〜中程度のたるみ 中度〜重度のたるみ たるみ予防・軽度

ハイフはたるみ予防や軽度のたるみに向いており、ダウンタイムがほぼなく手軽に受けられます。糸リフトは中程度のたるみに適しており、切らずにしっかりリフトアップしたい方に向いています。切開リフトは重度のたるみに対して根本的な改善が期待できる施術です。

糸リフトとハイフの違いについては「糸リフトとハイフどっちがいい?」で詳しく解説しています。

リスク・副作用

糸リフトで起こりうるリスクと副作用を、症状ごとに整理しました。

リスク・副作用 詳細
腫れ・むくみ 施術後数日〜1週間程度で落ち着く
内出血 1〜2週間程度で改善
痛み・違和感 数日〜1週間程度。処方薬で対応可能
引きつれ感 通常1〜2週間で軽減
感染症 稀に起こる可能性がある。異変を感じたら早めに受診
左右差 完全な左右対称は難しい場合がある
糸の透け・露出 皮膚が薄い部位では稀に起こる可能性がある
効果の個人差 たるみの程度や肌質により、期待した効果が得られない場合もある

施術前のカウンセリングで、リスクについても詳しくご説明いたします。ご不安な点があれば、お気軽にご質問ください。

糸リフトに関するよくある質問

糸リフトに関するよくある質問

カウンセリングでも多く寄せられる疑問を取り上げます。

Q. 糸リフトは痛いですか?

施術は局所麻酔を使用して行うため、施術中に強い痛みを感じることはほとんどありません。麻酔注射のチクッとした痛みはありますが、その後は痛みなく施術を受けられます。

術後数日間は軽い痛みや違和感を感じることがありますが、処方する痛み止めで対応できる程度です。

Q. 糸リフトの効果はいつから実感できますか?

施術直後からリフトアップ効果を実感いただけます。ただし、術後は腫れがあるため、自然な仕上がりになるのは1〜2週間後です。

コラーゲン生成による肌質改善効果は、1〜3ヶ月かけて徐々に現れてきます。

Q. 糸は何本くらい必要ですか?

一般的には片側4〜8本程度を使用します。たるみの程度、改善したい部位、希望する仕上がりによって必要な本数は変わります。

カウンセリングで実際にお顔を診察した上で、最適な本数をご提案いたします。

Q. 繰り返し施術を受けても大丈夫ですか?

はい、繰り返し施術を受けることで効果を維持できます。溶ける糸を使用しているため、体内に糸が蓄積することはありません。

むしろ定期的に施術を受けることで、コラーゲン線維が蓄積され、たるみにくい肌を作っていくことができます。

Q. 糸リフトと他の施術を同時に受けられますか?

ハイフやヒアルロン酸注入との併用は効果的な場合があります。ただし、施術の順番やタイミングを誤ると腫れが長引いたり効果が打ち消し合ったりするため、医師と相談の上で計画を立てる必要があります。

併用をご希望の場合は、カウンセリング時にご相談ください。お肌の状態を診た上で、適切なプランをご提案いたします。

まとめ

糸リフトは、切らずにフェイスラインを引き上げられる施術です。ダウンタイムが短く、自然な仕上がりを目指せることから、たるみが気になり始めた30代〜50代の方に選ばれています。

一方で、効果の持続期間は1〜2年程度と限りがあり、たるみが強い場合は切開リフトの方が適していることもあります。

当院では、患者様一人ひとりのたるみの状態やご希望に合わせて、最適な施術をご提案しています。糸リフトが自分に合っているか分からないという方も、まずはお気軽にカウンセリングにお越しください。

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※上記の記事の内容につきましては、個人差もあり実際の施術内容と異なる場合もございます。
詳細につきましては、カウンセリングの際に確認していただければと思います。
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参考文献

監修者:柳田 徹

監修者:柳田 徹

  • ・東京生まれ。
  • ・幼少期をエジプト・カイロで過ごす。
  • ・千葉県立東葛飾高校を卒業後、鳥取大学医学部へ。
    大学では競技スキー部キャプテンを務める。1998年卒業。
  • 国立病院東京医療センターで外科系研修を修了。
    麻酔科、救命などを学ぶ。
  • 東京医科大学形成外科に入局。
    美容外科の根幹となる形成外科を基礎から学ぶ。
  • ・美容外科専門クリニックにて多くの経験を重ねる。
  • ・仙台と札幌で院長職を務める。
  • Johns Hopkins Medicine International提携クリニックでエイジングケア手術担当医として勤務。
  • ・2011年 恵比寿美容外科院長就任。
  • ・美容、形成外科経験20年。

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