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コラム

糸によるフェイスリフトのデメリット

公開日:2018/10/18 更新日:2026/02/19
糸によるフェイスリフトのデメリット

フェイスラインのたるみが気になり始めたとき、「切開手術は怖い」「ダウンタイムを長く取れない」という理由で糸リフトを検討される方は多いのではないでしょうか。

糸リフト(スレッドリフト)は手軽さが魅力ですが、デメリットやリスクも存在します。この記事では、糸リフトのデメリットを中心に、メリット、効果、ダウンタイムまで網羅的に解説します。デメリットを正しく理解した上で施術を検討することで、後悔のない選択につながります。

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糸リフトとは

糸リフトは、医療用の特殊な糸を皮下に挿入し、たるんだ皮膚や脂肪を引き上げる施術です。「スレッドリフト」「切らないフェイスリフト」とも呼ばれています。

糸にはコグ(トゲ)と呼ばれる突起がついており、このコグが皮下組織に引っかかることでリフトアップ効果が期待できます。メスを使わないため傷跡が目立ちにくく、切開リフトに比べてダウンタイムが短いのが特徴です。

使用する糸は体内で徐々に吸収される「溶ける糸」が主流で、PDO(ポリジオキサノン)、PCL(ポリカプロラクトン)、PLA(ポリ乳酸)などの素材が使われています。糸の種類による違いについては「溶ける糸と溶けない糸どっちがいい?」で詳しく解説しています。

糸リフトのデメリット一覧

糸リフトには、手軽さの裏にいくつかのデメリットがあります。施術を検討する前に、まず全体像を把握しておきましょう。

デメリット 詳細
効果の持続期間が限られる 1〜2年程度で効果が薄れる
重度のたるみには効果が限定的 切開リフトほどの引き上げは得られない
ダウンタイムがある 数日〜1週間の腫れや内出血
定期的なメンテナンスが必要 効果維持には再施術が必要
医師の技術に左右される 仕上がりに差が出ることがある
費用がかかる 15〜50万円程度

以下では、それぞれのデメリットについて具体的な対策とあわせて解説します。

効果の持続期間が限られる

糸リフトの効果は永久ではなく、1〜2年程度で徐々に薄れていきます。溶ける糸が体内で分解・吸収されるためです。切開リフトの持続期間が5〜10年程度であることと比べると、短いといえます。

対策としては、より持続期間が長いPCL糸やテスリフト(2〜3年程度)を選ぶ方法があります。ハイフとの併用で効果を補うことも有効です。

重度のたるみには効果が限定的

皮膚の余りが大きい場合や、たるみが進行している場合は、糸リフトだけでは十分な改善が期待できないことがあります。糸で引き上げられる範囲には限界があるためです。

このような場合は、切開リフトの方が適していることもあります。当院では、カウンセリングでたるみの状態を診察し、最適な施術をご提案しています。

ダウンタイムがある

糸リフト後は、腫れ、内出血、痛み、引きつれ感などが数日〜1週間程度続きます。切開リフトと比較すれば短いものの、施術当日〜翌日は洗顔やメイクを控える必要があり、完全にゼロではありません。

重要なイベントの前は避け、余裕を持ったスケジュールで施術を受けることが大切です。

定期的なメンテナンスが必要

効果を維持するには、1〜2年ごとに再施術を検討する必要があります。長期的には費用がかさむ点は理解しておくべきです。

ただし、繰り返し施術を受けることでコラーゲン繊維が蓄積され、たるみにくい肌質へと変化していくことが期待できます。長い目で見れば、メンテナンスを重ねるメリットもあります。

医師の技術に左右される

糸の挿入位置や角度、引き上げる強さは医師の技術と経験に大きく依存します。経験の浅い医師が施術すると、左右差、不自然な引きつれ、期待した効果が得られないといったトラブルが起こりえます。

クリニックを選ぶ際は、症例写真を確認し、糸リフトの実績が豊富な医師を選ぶことが重要です。詳しくは「糸リフトは失敗しやすい?」もご覧ください。

費用がかかる

糸リフトの費用は15〜50万円程度で、使用する糸の種類や本数によって変動します。メンテナンス費用も含めた長期的な費用を考慮する必要があります。

費用の詳細については「糸リフトの費用相場」で解説しています。

糸リフトで期待できる効果

糸リフトの効果とメリット・デメリット

デメリットがある一方で、糸リフトには注目すべき効果もあります。主にリフトアップ効果と肌質改善効果の2つです。

リフトアップ効果

糸を挿入して皮下組織を引き上げることで、フェイスラインの引き締めやほうれい線、マリオネットラインの改善が期待できます。頬のたるみやフェイスラインのもたつきが気になる方に適した施術です。

引き上げの程度は糸の本数や挿入位置によって調整できます。「自然な変化にしたい」「しっかり引き上げたい」といった希望に合わせた施術が可能です。

肌質改善効果

糸が皮下に挿入されると、体は糸を異物と認識して修復反応を起こします。この過程でコラーゲンやエラスチンの生成が促進され、肌のハリや弾力の向上が期待できます。

この肌質改善効果は、糸が溶けた後も持続します。糸の周囲に形成されたコラーゲン繊維が残るため、長期的なたるみ予防にもつながります。

効果の持続期間

糸リフトの効果は永久ではありませんが、使用する糸の種類によって持続期間が異なります。

糸の種類 主な素材 持続期間の目安
PDO糸 ポリジオキサノン 6ヶ月〜1年程度
PCL糸 ポリカプロラクトン 1〜2年程度
PLA糸 ポリ乳酸 1〜1.5年程度
テスリフト PDO+メッシュ構造 2〜3年程度

持続期間には個人差があり、年齢や肌質、生活習慣によっても変わります。効果を維持したい場合は、1〜2年ごとに再施術を検討するとよいでしょう。

糸リフトのメリット

デメリットだけでなく、糸リフトには切らない施術ならではの利点が複数あります。

切らずにリフトアップできる

こめかみや耳の前などに小さな穴を開けて糸を挿入するため、傷跡が目立ちにくいのが特徴です。「手術は怖い」「傷跡を残したくない」という方でも検討しやすい施術です。

ダウンタイムが短い

切開リフトでは2〜4週間のダウンタイムが必要ですが、糸リフトは数日〜1週間程度で日常生活に戻れます。施術時間も30分〜1時間程度と短く、仕事や家事で忙しい方にも選ばれています。

腫れや内出血が出ることはありますが、メイクでカバーできる程度にとどまるケースがほとんどです。

自然な仕上がりを目指せる

糸リフトは引き上げの程度を調整しやすく、「やりすぎ感」のない仕上がりを目指せます。周囲に気づかれにくい変化を希望する方にも適しています。

他の施術と併用できる

ハイフやヒアルロン酸注入など、他の施術と組み合わせることで相乗効果が期待できます。ハイフで肌を引き締めながら糸リフトでリフトアップする、といった複合的なアプローチも可能です。詳しくは「糸リフトとハイフどっちがいい?」をご覧ください。

糸リフトのダウンタイムと副作用

糸リフトのデメリットと注意点

糸リフトは切開リフトに比べてダウンタイムが短い施術ですが、術後にはいくつかの症状が現れます。事前に把握しておくことで、術後の過ごし方を計画しやすくなります。

ダウンタイムの目安

糸リフト後に生じる主な症状と、その目安期間は以下のとおりです。

症状 期間の目安 対処法
腫れ 3日〜1週間 冷却、枕を高くして就寝
内出血 1〜2週間 メイクでカバー可能
引きつれ感 1〜2週間 自然に軽減
痛み 数日〜1週間 処方薬で対応
口が開けにくい 数日 自然に改善

症状の程度には個人差がありますが、多くの方は1週間程度で日常生活に支障がなくなります。痛みについて詳しくは「糸リフトが痛いのはいつまで?」で解説しています。

術後の注意事項

施術後は以下の点にご注意ください。

  • 当日〜翌日は洗顔やメイクを控える
  • 1週間程度は激しい運動、サウナ、長時間の入浴、飲酒を避ける
  • 1ヶ月程度は歯科治療(大きく口を開ける処置)やフェイシャルエステを避ける
  • 術後全般を通して、施術部位を強く押したり、うつ伏せで寝たりしない

これらを守ることで、トラブルを防ぎやすくなります。詳しくは「糸リフト施術後の注意点」もあわせてご確認ください。

糸リフトが向いている方と向いていない方

糸リフトはすべての方に最適な施術ではありません。ご自身の状態や希望に合っているかどうか、以下を目安にご検討ください。

糸リフトがおすすめの方

  • 30代〜50代で、たるみが気になり始めた方
  • 切開手術に抵抗がある方
  • ダウンタイムを長く取れない方
  • 自然な変化を希望する方
  • 定期的なメンテナンスに抵抗がない方
  • ハイフだけでは物足りないと感じる方

糸リフトが向いていない方と代替施術

  • たるみが重度の方 → 切開リフトが適しています
  • 1回の施術で長期間の効果を求める方 → 切開リフトの方が持続期間が長い傾向があります
  • 予防目的や軽度のたるみの方 → ハイフが手軽です
  • 凹みの改善を希望する方 → ヒアルロン酸注入が選択肢になります
  • 皮膚が極端に薄い方(糸が透けるリスクあり)
  • 妊娠中や授乳中の方
  • 施術部位に感染症や炎症がある方

自分に糸リフトが合っているか判断がつかない場合は、カウンセリングでご相談ください。たるみの状態や肌質を診察した上で、最適な施術をご提案します。

糸リフトと他施術の比較

たるみ治療には糸リフト以外にも選択肢があります。それぞれの特徴を比較すると、施術の選び方が見えてきます。

項目 糸リフト 切開リフト ハイフ
効果の程度 中程度 大きい 軽度〜中程度
持続期間 1〜2年 5〜10年 6ヶ月〜1年
ダウンタイム 数日〜1週間 2〜4週間 ほぼなし
傷跡 目立ちにくい あり なし
推奨年代 30〜50代 50代以上 20〜40代
適応 軽度〜中程度のたるみ 中度〜重度のたるみ たるみ予防や軽度

たるみの程度やダウンタイムの許容範囲によって、適した施術は異なります。糸リフトは、「切開リフトほど大がかりな手術はしたくないが、ハイフでは物足りない」という方に選ばれる傾向があります。

リスクと副作用

糸リフトには以下のリスクと副作用があります。施術を受ける前に必ず確認してください。

  • 腫れやむくみ:施術後数日〜1週間程度
  • 内出血:1〜2週間程度で改善
  • 痛みや違和感:数日〜1週間程度
  • 引きつれ感:通常1〜2週間で軽減
  • 感染症:稀に起こる可能性があり、発熱や強い痛み、膿などの症状があれば早めに受診してください
  • 左右差:顔は元々左右対称ではないため、完全な対称は困難な場合があります
  • 糸の透けや露出:皮膚が薄い部位では稀に起こる可能性があります
  • 効果の個人差:期待した効果が得られない場合もあります

施術前のカウンセリングで、リスクについても詳しくご説明いたします。ご不安な点があれば、お気軽にご質問ください。

切開リフトという選択肢

糸リフトのデメリットが気になる方には、切開リフトも選択肢のひとつです。切開リフトは皮膚を直接切開して余分な皮膚を除去するため、重度のたるみにも対応でき、効果の持続期間は5〜10年と長期にわたります。

「たるみが強く糸リフトでは物足りない」「繰り返しのメンテナンスを避けたい」という方は、切開リフトの方が満足度が高い場合があります。当院では、リガメント法を用いた切開リフトも行っています。

どちらの施術が自分に合っているか迷う方は、カウンセリングでたるみの状態を診察した上で、最適なプランをご提案いたします。

糸リフトのデメリットに関するよくある質問

糸リフトに関するよくある質問

Q. 糸リフトで一番大きなデメリットは何ですか?

効果の持続期間が1〜2年程度と限られることです。効果を維持するには定期的なメンテナンス施術が必要になります。ただし、PCL糸やテスリフトなど持続期間が長い糸を選ぶことで、メンテナンスの頻度を減らすことは可能です。

Q. 糸リフトは痛いですか?

施術は局所麻酔を使用して行うため、施術中に強い痛みを感じることはほとんどありません。麻酔注射のチクッとした痛みはありますが、その後は痛みなく施術を受けられます。

術後数日間は軽い痛みや違和感を感じることがありますが、処方する痛み止めで対応できる程度です。

Q. 糸リフトの効果はいつから実感できますか?

施術直後からリフトアップ効果を実感いただけます。ただし、術後は腫れがあるため、自然な仕上がりになるのは1〜2週間後です。コラーゲン生成による肌質改善効果は、1〜3ヶ月かけて徐々に現れてきます。

Q. デメリットを減らす方法はありますか?

経験豊富な医師を選ぶこと、術後の注意事項を守ること、自分のたるみの程度に合った施術を選ぶことで、多くのデメリットを軽減できます。カウンセリングで十分に相談することが大切です。

Q. 糸は何本くらい必要ですか?

片側4〜8本程度が一般的です。たるみの程度、改善したい部位、希望する仕上がりによって必要な本数は変わります。本数は個人差が大きいため、カウンセリングで実際にお顔を診察した上で、最適な本数をご提案いたします。

Q. 繰り返し施術を受けても大丈夫ですか?

繰り返し施術を受けることで効果を維持できます。溶ける糸を使用しているため、体内に糸が蓄積することはありません。定期的に施術を受けることで、コラーゲン繊維が蓄積され、たるみにくい肌を作っていくことが期待できます。

Q. 糸リフトとハイフ、デメリットが少ないのはどちらですか?

ダウンタイムの観点ではハイフの方が少ないです。ただし、リフトアップ効果は糸リフトの方が大きいため、求める効果によって適した施術が異なります。詳しくは「糸リフトとハイフどっちがいい?」をご覧ください。

関連記事

糸リフトについてさらに詳しく知りたい方は、以下の記事もあわせてご覧ください。

参考文献

まとめ

糸リフトには、効果の持続期間が限られる、重度のたるみには効果が限定的、医師の技術に左右されるなどのデメリットがあります。費用やメンテナンスの負担も事前に把握しておくべきポイントです。

一方で、切らずにリフトアップできる手軽さ、ダウンタイムの短さ、自然な仕上がりは糸リフトならではの強みです。軽度〜中程度のたるみに悩む30代〜50代の方にとって、有力な選択肢といえます。

当院では、デメリットやリスクについても丁寧にご説明し、患者様一人ひとりのたるみの状態やご希望に合わせた施術をご提案しています。糸リフトが自分に合っているかどうか迷われている方も、まずはカウンセリングにお越しください。

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※上記の記事の内容につきましては、個人差もあり実際の施術内容と異なる場合もございます。
詳細につきましては、カウンセリングの際に確認していただければと思います。
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監修者:柳田 徹

監修者:柳田 徹

  • ・東京生まれ。
  • ・幼少期をエジプト・カイロで過ごす。
  • ・千葉県立東葛飾高校を卒業後、鳥取大学医学部へ。
    大学では競技スキー部キャプテンを務める。1998年卒業。
  • 国立病院東京医療センターで外科系研修を修了。
    麻酔科、救命などを学ぶ。
  • 東京医科大学形成外科に入局。
    美容外科の根幹となる形成外科を基礎から学ぶ。
  • ・美容外科専門クリニックにて多くの経験を重ねる。
  • ・仙台と札幌で院長職を務める。
  • Johns Hopkins Medicine International提携クリニックでエイジングケア手術担当医として勤務。
  • ・2011年 恵比寿美容外科院長就任。
  • ・美容、形成外科経験20年。

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